一貫生産体制の強みを発揮したものづくり
生産技術部 開発技術課 O.S
作業の阻害要因を
設計にフィードバック

新たな製品の開発段階で生産工程の一つひとつを検討し、生産効率と安定品質をつくり込んでいくのが私たちの仕事です。現場の作業性にかかわる阻害要因を洗い出して、設計部門と一緒に解決方法を考え、作業性を高めていきます。例えば、部品と部品を組むツメ。少し形状を変えればスムーズに組めるのではないかと思えば、設計にフィードバックして形状を改善してもらいます。自動車メーカーの生産品質にも直結する重要な仕事です。

現場経験がある私だから
気づけることがある

生産技術部に異動するまでの15年間、生産現場でものづくりに携わってきました。現場の作業で課題に感じていたこと、やりにくかったことはたくさんあり、現場の仕事を深く理解している私だから気づけることがあると思うんです。周りからは小さく見える問題も現場では大きな問題ということがありますから。現場で懸命に働く人たちを想い、毎日のものづくりで直面している困りごとを少しでも減らしていけたらいいと思っています。

設計の考え方から学び、
生産性向上に貢献したい

やりがいは、現場での経験を生かした問題提起がより良い製品づくりにつながったときの達成感。そう感じられるのも一貫生産体制があるからこそのこと。設計部門と連携して、製品開発時から生産現場の作業性まで考えられるのは大きな強みだと思います。以前は現場の考え方しか知りませんでしたが、今は設計の考え方から学ぶことも多く、私自身も進化の途中です。これからも設計部と生産部の間に立って生産性の向上に貢献していきます。

MESSAGE
メッセージ

自分の考え方を表現し、能力を生かしてほしい

周囲の人とコミュニケーションを取りやすく、遠慮なく意見を出せる会社です。むしろ自分の考え方を積極的に表現した方が能力を生かせると思います。一貫生産体制のさまざまなポジションから学んで知識の幅を広げるチャンスも多く、日々の仕事で成長していける環境があるのも魅力です。